木のかけらを愛でるリース 完成。@竹中大工道具館

2015/12/14 by


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どきどきしながらの教室当日。はてさてどうなるかちょっと心配だったのですが、、、
2時間半、休む間もなく皆さんもりもり作ってくださり、
沢山のリースとオーナメントが完成しました。
ご協力くださったスタッフの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!

そもそもリースってなんのために飾るものかといいますと、、
起源はローマ時代からだそう。祭事の際の冠として身につけられました。
そういえば、マラソンの優勝選手が頭に輪っかのせたりされてますよね。

リースが“輪”であるというのは、「はじめも終わりもなく、永遠に続く神の愛」を表していて、
クリスマス前に玄関にクリスマスリースを飾ることで、
家のなかを守るという魔除けのためという由来と、
豊作を願って飾ったという豊作祈願という由来が有名だそうです。
日本のしめ縄も邪気を払うなどという意味があるので共通点がありますね。

とまあ、うんちくは置いておいて、
ともかく今日は、日頃あまり目にしない、いろんな木のかけらたちを、
手にとって、匂いを嗅いで、表情を感じで、
自分なりの作品へと変化させていただく会。

 

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土台のリースに、様々な木のかけらを選び、ヤスリをかけちょっと手を加えて、
ホットボンドや針金で固定していきます。

特別プレゼント、「☆型」と「スプーンの素のはねたやつ」もあります。
材料置き場に集まってあれこれ物色。
この形可愛いな、これもいいな、この枝の部分何かにいかせそうだな。
このカンナくずはどう使ってみよう?わいわいがやがや。
そうそう、この風景がみたかったんです!

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こんなふうに天井から吊るすタイプのリースもご提案。
もりもりとにぎやかな、豊作、繁栄を祝う感じがします!

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飾りの中に、お子さんが自分で縫った靴下や手袋も着いていたり。
それぞれに物語が盛り込まれ楽しげでした。

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2時間半の制作時間をとっていたのですが、時間があまるのでは?と内心心配していました。
なんのその、
家族チームでめいいっぱい作り続け、それぞれに沢山の素敵な飾りが出来上がりました。
不思議なオブジェ、お正月にもいけそうな置物、、
木の表情を引きだした可愛い作品が沢山。

家で飾ってニヤニヤ見つめていますとメールをくださった生徒さんも。

ありがとうございます!
きっと皆さん、おうちがにぎやかになったことと思います。

作業に夢中になりすぎまして、数名ホットボンドでやけどをされたことにはヒヤっとしましたが、
どうぞお大事になさってください。懲りずにこれからも物作りを楽しんでくださいね。

最後になりましたが、
このような機会を下さった竹中大工道具館の皆様、
担当の大村さん、もと宮大工の技術員北村さん、
木工を愛するボランティアスタッフさんたち、
ほんとうにありがとうございました。

私は、材料の使い方、こんなイメージがいいんじゃないかなどのアドバイスがメインで、
穴をあけたり、のこぎりで切ったりの技術的なことは、
スタッフの皆さんがしっかりサポートしてくださりました。
なんと頼もしいことか。ありがとうございました!
(そして、普通に娘と道具館さんの教室に参加したいと思っています)

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今回娘と作った試作のクリスマスリースは玄関に。
素敵なクリスマスをすごせそうです。

最後に、スタッフの皆さんとともに最もお気に入りの一枚!
皆さん、よいクリスマスを。
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